ロシア軍、自爆型無人機でウクライナを攻撃 オデーサ州で破片により民間人3名死亡、26名負傷

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、10日未明、ウクライナ南部オデーサ州を自爆型無人機「シャヘド131/136」により攻撃。ウクライナ軍は、全ての無人機を撃墜したが、落下した破片により火災が発生し、民間人3名が死亡、26名が負傷した。

ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」がフェイスブック・アカウントで発表した

発表には、「夜の無人機攻撃の際、オデーサ州では防空戦力が全てのシャヘド131/136を破壊した。空中戦の結果、無人機1機の破片が集合住宅のアパートに着弾し、火災が発生した」と書かれている。

着弾現場では50平方メートルにわたり火災が生じ、後に鎮火されたという。

フメニューク「ピウデン」合同調整報道センター長は、テレビ番組「統一ニュース」出演時に、現時点で住民3名の死亡と26名の負傷が判明しており、負傷者の中には2名の児童と1名の妊婦がいると伝えた。

さらに同氏は、オデーサ州沿岸部に対して2弾のミサイルによる攻撃が行われ、1弾が浜辺に着弾、破片と爆風で民家が損傷、3名が負傷したと報告した。

写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム