バフムート方面ではウクライナ軍の攻勢が3日間続いている=ウクライナ国防省

ウクライナのマリャル国防次官は7日、ウクライナ防衛戦力は東部バフムート方面ですでに攻勢を3日間続けていると発表した。

マリャル時間がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

マリャル氏は、「戦闘行為の中心地は引き続き東部であり、複数方面にて戦闘が続いている。私たちのところでは、マルインカも激しいが、しかし、とはいえ中心はバフムート方面であり、そこで私たちは防勢から攻勢へと切り替えてすでに数日、今日で3日目だ。そして、敵はそこで自らの陣地を強固に維持せねばならなくなっているが、しかし敵のそれは成功しない。彼らには戦力が足りず、そこで私たちは今、非常に多くの敵戦力を殲滅しており、彼らが強固な防衛に立たせるべく、後方から予備(戦力)を引っ張り出しているのを目にしている」と伝えた。

同氏はまた、ロシアの傭兵団体「ヴァグネル」の戦闘員について、同集団の代表者たちは後衛陣地におり、現在戦闘しているのは概ねロシア正規の空挺軍だと指摘した。

記者からの、敵はウクライナ軍の反転攻勢に対して準備をどのように行っているのかとの質問に対して、マリャル氏は、ロシア占領軍は防衛を固め、兵力の交代を行っていると述べた。同時に同氏は、ウクライナ側は「全て計画通り進んでいる」と発言した。

写真:参謀本部