ウクライナ内務省傘下の襲撃旅団「憤怒」、反転攻勢への準備整う=警察長官代行

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ウクライナのヴィヒウシキー国家警察長官代行は、ウクライナ内務省傘下の「進軍警護隊」を構成する、警察官を中心に編成された襲撃旅団「憤怒(Лють)」の隊員は、士気が高く、反転攻勢への準備ができていると発言した。

ヴィヒウシキー国家警察長官代行がドニプロペトロウシク州での旅団「憤怒」の隊員の準備状況確認の際に発言した。国家警察コミュニケーション局が伝えた

ヴィヒウシキー氏は、襲撃旅団「憤怒」での勤務経験は国家警察全体にとっても、一人一人の隊員にとっても新しいものであると指摘しつつ、同時に隊員たちは士気が高く、反転攻勢への準備ができていると発言した。

襲撃旅団「憤怒」の隊員たち 写真:国家警察

また同氏は、警察官たちの決断力と勇敢さと力に謝意を伝えた上で、無傷かつ勝利を得た上で帰還することを祈念した。

なお、2023年1月、ウクライナ内務省は、「進軍警護隊」という名称で、同省参加に8つの旅団を編成した。国家警察を中心に編成された襲撃旅団「憤怒」はその1つであり、その他、国境警備庁を中心とする旅団「ステップの国境」、国家警護隊を中心とする6つの旅団(「アゾフ」「スパルタン」「境界(ルビジュ)」「赤いガマズミ(チェルヴォナ・カリーナ)」「カラ・ダフ」「嵐(ブレヴィー)」)がある。