米国防総省、ウクライナの防空システムが露弾道ミサイル「キンジャール」を撃墜したことを認める

米国防総省のライダー報道官は9日、ウクライナ軍が防空システム「パトリオット」にてロシア軍が放った弾道ミサイル「キンジャール」を撃墜したことを公式に認めた。

ライダー報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ライダー氏は、「私は、彼らがロシアのミサイルを防空システム『パトリオット』を使って撃墜したことを認めることができる」と発言した。

同氏はまた、米国やパートナー国がウクライナにパトリオットやその他のシステムを供与してきたことを喚起し、国際社会は今後もウクライナの防空装備を増やし、弾薬の提供を続け、同国の防空能力を強化していくと発言した。

これに先立ち、6日、ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は、4日未明にウクライナの防空システムがロシアの弾道ミサイル「キンジャール」を撃墜したと発表していた。その後、米国の関係者が非公式に同撃墜を認める発言をしたことが報じられていた。