ゼレンシキー宇大統領、国会に戒厳令と総動員の期間延長を提案

ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、最高会議(国会)に対して、戒厳令と総動員の期間の延長を定める自らの大統領令をそれぞれ確定する2つの法案を提案した。

最高会議にて法案第9259第9260が登録された。

添付されている法案説明文によれば、ゼレンシキー大統領は、戒厳令と総動員の期間を、5月20日から90日間延長することを提案している。

これに先立ち、2022年2月24日、ロシアの対ウクライナ全面侵略が始まった。同日、ウクライナでは、同年3月26日までの戒厳令が発令され、総動員が宣言された。その後、それぞれの期限は、同年4月25日、5月25日、8月23日、11月21日、2023年2月19日、5月20日と段階的に延長されている。

写真:大統領府