ロシア軍、宇南部ミコライウをミサイル攻撃 民間人1名死亡、23名負傷

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は27日未明、同国南部ミコライウ市をミサイルで攻撃した。現時点で、民間人死者1名、負傷者23名が判明している。

南部作戦司令部「ピウデン」がフェイスブック・アカウントで報告した

発表には、「未明、敵は黒海海上からミコライウを『カリブル』で攻撃した。4弾のミサイルは、発見を困難にするために場所の特性と軌道変更を生かして放たれた。それは座標を標的にする高精度な兵器であることを考慮すれば、民間人に対するテロというのは明白な事実である」と書かれている。

被害は、民家1軒が破壊され、もう1軒が損傷、さらに集合住宅と歴史建築物が著しい破壊を被ったという。発生した火災は速やかに消火されたと書かれている。

犠牲者については、「現時点で、同市民間人に1名の死者、23名の負傷者が出ており、1名は児童だ」と報告された。

同攻撃につき、ゼレンシキー宇大統領は、フェイスブック・アカウントにて、着弾現場の動画とともに報告した。

ゼレンシキー氏は、「占領国は1日たりとも、この戦争の基本的目的がテロであり、ウクライナ人とあらゆるウクライナ的なものの破壊であることの証明を止めたことはない」と指摘し、犠牲への追悼メッセージを書き込んだ。また、同氏は、「テロリストがこの新たな人道に対うる罪から逃れることはない。全ての罪人を見つける。全ての責任が問われる」と強調した。