ウクライナ、ロシアとの捕虜交換で軍人116名を拘束から解放

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ウクライナのイェルマーク大統領府長官は4日、ロシアとの間で新たな捕虜交換が行われ、ウクライナ軍人116名が帰還したと発表した。

イェルマーク長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

イェルマーク氏は、「私たちは、116名の私たちの人々、マリウポリの防衛者、ヘルソン州のパルティザン、バフムート方面の狙撃手、その他の英雄を取り戻すことができた」と伝えた。

また同氏は、帰還させた者たちの所属内訳は、ウクライナ軍(編集注:海軍・領土防衛部隊除く)軍人87名(内、特殊作戦軍軍人2名)、領土防衛部隊隊員8名、国家警護隊隊員7名、警察官6名、国境警備隊員5名、海軍軍人2名、国家非常事態庁職員1名だと報告した。

さらに、同氏は、外国人ボランティアのクリストファー・マシュー・ペリー氏とアンドリュー・トビアス・マシュー氏2名の遺体と、過去にフランス外国人部隊に所属し、全面侵攻後にウクライナに戻ってきた、イェウヘニー・クリク氏の遺体も取り戻すことができたと伝えた。

同氏は、「仕事を続けている。全員取り戻す」と強調した。

その他、ウクライナの保安庁(SBU)は、今回の交換の様子を写した動画を公開した。