「総動員と攻勢があるそうだ」 ウクライナ情報機関、通信傍受したロシア軍人の会話を公開

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ウクライナ国防省傘下情報総局は3日、ロシア軍人が友人との会話にて、近々ロシア国内で総動員が行われ、その後攻勢をかけると聞いていると話している、通信傍受した通話記録を公開した。

情報総局が通信傍受記録をフェイスブック・アカウントに公開した

記録では、ロシア軍人は、友人に対して、司令部の計画や兵員不足について話しており、負傷した者が1週間後に前線に送られているなどと話している。

さらに、この人物は、様々な情報源から、新年前か後に総動員があるようで、その後攻勢をかけるらしいと聞いていると述べている。またこの人物は、指揮官から塹壕を掘った後に攻撃に行けと命令される話などを友人に伝えている。

その他、この人物は、訓練ができているのは1中隊、30人だけで、あとは飲んだくれていると指摘した。また装備の不足についても愚痴を述べており、カメラトラップや防空システムがなければならないのに、あるのはスコップだけだなどと話している。

これに先立ち、昨年12月30日、ウクライナのレズニコウ国防相は、2023年1月初旬にロシア政権が同国男性の出国を禁じ、戒厳令を発令し、新たな動員を開始すると発言していた