ウクライナ軍、英国での新兵訓練につき説明

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ウクライナ軍参謀本部は、経験が浅い、あるいは全く経験のない同軍の新兵は英国で5週間にわたる訓練を受け、前線で生存し、戦闘で効果を発揮するために必要な能力を身に付けることになると伝えた。

2日、参謀本部がフェイスブック・アカウントで伝えた

発表には、「英国で行われているウクライナの新兵のための訓練は、戦士・志願兵が自らの祖国をロシアの侵略から守れるようにする戦闘能力を身に付けさせるものである。訓練は、経験の浅いまま、あるいは、事前の軍事経験が全くないままウクライナ軍に加わった新兵・志願兵を対象にしたものであり、彼らが前線で生存し、戦闘で効果を発揮するために必要な能力を身に付けることを目標したものである」と書かれている。

また、訓練コースは、英国陸軍の予備兵のためのコースをベースにしたものであり、少なくとも5週間にわたって行われると指摘されている。

訓練コースの内容は、武器取り扱い指導、攻撃・防御戦術、武力紛争法の理解、射撃活動・射撃技術、パトロール技術、医療訓練(戦場での応急処置)、展開時の戦力保護、サイバーセキュリティの知識、農村環境下訓練だと説明された。

写真:ウクライナ軍参謀本部

加えて、2015年以降英国は2万2000人以上のウクライナ軍人を訓練してきたが、今回の新しいプログラムはその活動を英国で延長するものだと書かれている。

さらに参謀本部は、英国は当初最大1万人のウクライナ兵への訓練提供を提案していたとし、今回、ウクライナが侵略に対抗するための支援を継続するために、この支援が2023年も延長されることになったと報告した。