ウクライナ各地で空襲警報 露軍が自爆型無人機で攻撃

1日から2日かけての夜間、ウクライナの中部、東部、南部でロシア軍による自爆型無人機発射により空襲警報が発令されている。

ウクルインフォルムが伝える。

1日23時44分時点で、空襲警報がキーウ州、チェルカーシ州、キロヴォフラード州、ポルタヴァ州、スーミ州、ハルキウ州、ドニプロペトロウシク州、ミコライウ州、ヘルソン州、ザポリッジャ州、ドネツィク州、ルハンシク州で発令されている。また、一時的被占領下クリミアも発令対象となっている。

クレーバ・キーウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州で防空戦力が活動していると報告した

クレーバ氏は、「キーウ州。防空が活動中。シェルターや安全な場所にいてくれ。決して写真を撮らないよう、また軍人や防空戦力の活動をネットにアップロードしないように」と書き込んだ。

また同氏は、キーウ州はイラン製自爆型無人機「シャヘド」により攻撃を受けていると伝えた。

また、キーウ市軍行政府も、テレグラム・チャンネルにて防空戦力の活動を伝えた

同時に、ソーシャルメディア上では、キーウ市内や近郊で爆発音が聞こえたとの報告が行われている。現時点では、着弾か、防空システムによる撃墜音か、犠牲者が出ているのか否かは不明。

また、公共放送局は、同局記者が南部のドニプロ市とザポリッジャ市でも爆発音を聞いたと報じた。