ロシア軍、元日未明にウクライナ攻撃を再開 キーウにミサイルや自爆型無人機飛来

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、1日未明にウクライナへのミサイルと無人機による攻撃を行っている。

キーウ市へはミサイル攻撃が行われた。キーウ市軍行政府がテレグラム・チャンネルで伝えた

行政府は、「未明の首都へのミサイル攻撃にて、破壊されたミサイルの破片によりキーウ市のシェウチェンキウシキー地区の車両が損傷した」と伝えた。犠牲者は出ていないという。

またクリチコ・キーウ市長は、「首都のホロシーウシキー地区とシェウチェンキウシキー地区で爆発だ」と報告した

さらにキーウ市軍行政府は、キーウ市上空ですでに23個の空の目標物を撃墜したと報告した。同時に、市内ドニプロウシキー地区では、ミサイルの破片が車道で確認されたと伝えた。犠牲者は出ていないとのこと。

またベラルーシ野党系ニュースメディア「ネフタ」は、テレグラム・チャンネルにて、キーウ市内のイラン製自爆型無人機「シャヘド」が破壊される様子の動画を公開した。

キーウ州では、ニェビトウ州警察が、テレグラム・チャンネルにて、同州への自爆型無人機「シャヘド」の飛来を動画で報告した

ニェビトウ氏は、「気をつけてくれ。これがシャヘドの飛行だ。もしこのような音を聞いたり、あるいは、空で飛行物体を見かけたら、すぐに特別ライン102へ通報して欲しい」と書き込んだ。

南部ヘルソン州のヤヌシェヴィチ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍が新年の夜に攻撃を行い、その結果ヘルソンと近隣自治体が停電となったと報告した

ヤヌシェヴィチ氏は、「露シスト(編集注:ロシア+ファシストの造語)たちは、重要インフラを狙った。市の中心部、小地区KhBK、ビロゼルカ、コミシャニ、その他の村で電力供給が止まっている」と伝え、近く電力事業者が電力供給復旧のための作業を始めると補足した。