ロシア軍、ウクライナ南部諸州への攻撃継続

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ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は21日、同国南部ミコライウ州のオチャキウを榴弾砲で砲撃。住民3名が負傷した。

ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

ティモシェンコ氏は、「ミコライウ州オチャキウだ。占領者は、榴弾砲で攻撃した。民間人住居の中庭に着弾した。3名が負傷、内1名は10歳の男の子だ」と書き込んだ。

南部ドニプロペトロウシク州のレズニチェンコ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、21日未明、ロシア軍が同州ニコポリ地区を70弾の砲弾で攻撃したと報告した

レズニチェンコ氏は、「未明、ロシア人は、『グラート』と重火器にて、ニコポリ地区を6回攻撃した。マルハネツ共同体、ミロヴェ共同体、チェルヴォノフリホリウカ共同体の3つが攻撃された。少なくとも70弾が飛来した。人々に死傷者は出ていない」と伝えた。

南部ヘルソン州のヤヌシェヴィチ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、過去24時間で、ヘルソン州は71回攻撃を受け、住民1名が殺害され、6名が負傷を負ったと伝えた

ヤヌシェヴィチ氏は、「ロシアの占領者は、ヘルソン州領域を71回砲撃した。火砲、多連装ロケットシステム、迫撃砲、戦車での攻撃だ。敵は、またしてもヘルソン市の居住区を砲撃した。河川港、民家、集合住宅が狙われた」と書き込んだ。

同氏はまた、過去24時間の民間人の犠牲者は住民死亡1名、負傷6名だと伝えた。