ウクライナ東部で多数のロシア動員兵が死亡=英国インテリジェンス

英国の軍事インテリジェンスは、ウクライナ東部のスヴァトヴェとバフムートの戦闘にて、ロシア軍の動員兵が多数死亡したとの見解を発表した。

25日、英国防省が軍事インテリジェンスの報告をツイッター・アカウントに掲載した

報告には「ルハンシク州スヴァトヴェ周辺で野心的な塹壕を掘ることになり、砲撃を受けた動員予備兵は、特に大きな犠牲を出した可能性が高い。ドネツィク州では、バフムート周辺のウクライナ側のよく確立された防衛地帯への正面攻撃で予備役が大量に殺害されることになった」と書かれている。

その他、動員兵の派兵は、兵役の資格をめぐる混乱、不適切な訓練・個人装備、消耗度の高い戦闘任務への従事といった特徴がしばしば見られると説明されている。

英インテリジェンスは、大半の動員兵は従軍経験を有しているものの、多くの事例が、予備役の健康状態は適切には確認されておらず、多くの者が深刻な慢性的病を抱えていることを示していると伝えた。

また、予備役の家族の中に、逮捕のリスクを負ってでも親族の従軍条件に抗議する者が次第に増えていることにつき、クレムリンはおそらく懸念していくことになるだろうと指摘されている。