ロシア軍ミサイル攻撃、ウクライナ各地の電力インフラ施設に着弾 政権は緊急停電を発表

15日のロシア軍によるウクライナへの大規模なミサイル攻撃により、各地の電力インフラ施設が破壊された。ウクライナ大統領府は、電力供給の状況が危機的となっていると発表した。

ティモシェンコ宇大統領府副長官がテレグラム・チャンネルで発表した

ティモシェンコ氏は、「ロシアのテロリストたちは、電力インフラ施設への新たな計画した攻撃を行った。状況は危機的だ」と書き込んだ。同氏は、最も着弾が多かったのは、ウクライナ中部と北部だと伝えた。

同氏はまた、キーウ市の状況は極めて困難だとし、緊急停電の特別計画が導入されていると指摘した。さらに同氏は、電力会社「ウクルエネルホ」社は、電力システムの均衡と機材の事故の回避のために、緊急停電を開始せざるを得ないと説明した。

同氏は、「安定化停電計画は現在機能していない。電力を消費を控えて、耐えて欲しい! テロリストは、いずれにせよ負けるのだ」と強調した。

クリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍のミサイル攻撃を受けた後のキーウ市内の状況につき、少なくとも市内消費者の半数が停電対象となると発表した

クリチコ氏は、「大規模ミサイル攻撃により、ウクルエネルホ社の指示を受け、電力関係者は、ウクライナ全体での緊急停電を開始した。首都もだ。これは、電力システム均衡化と機材事故回避のために必要な行動だ」とし、首都では「暫定情報では、少なくとも消費者の半分が停電となる」と伝えた。

さらにクリチコ氏は、15日のキーウ市内の集合住宅へのミサイル着弾により、現場にて住民1名の遺体が見つかったと報告した

同氏は、「ペチェルシク地区のミサイルが着弾した建物の1つにて、救助隊が1名の遺体を見つけた。救助捜索活動は継続している」と書き込んだ。

また、東部ハルキウ市では、テレホウ市長が、重要インフラ施設へのミサイル着弾を報告した

西部リヴィウ州では、コジツィキー州軍行政府長官が、州内の重要電力インフラ施設への着弾を報告した

西部ヴォリーニ州では、ポフリャイコ州軍行政府長官が、同州の重要インフラ施設へのミサイル着弾を報告した

中部フメリニツィキー州では、ハマリー州軍行政府長官が、ミサイル2弾が着弾したとし、フメリニツィキー市の一部で停電が生じていると伝えた

中部ポルタヴァ州では、ルニン州軍行政府長官が、クレメンチューク市のインフラ施設への着弾を報告した

西部リウネ州では、トレチャク・リウネ市長が重要インフラ施設への着弾を報告した

中部ジトーミル州では、スホムリン・ジトーミル市長が、電力施設へのミサイル着弾を報告した

これに先立ち、クリチコ・キーウ市長は、15日、キーウ市ペチェルシク地区が敵の攻撃を受けたと発表していた