過去1か月でウクライナの危険地域から8万人以上の住民が避難

ウクライナの一時的被占領地再統合省は17日、過去1か月間で危険な地域や一時的被占領地から避難したウクライナ国民の数は8万人以上だと伝えた。

再統合省がテレグラム・チャンネルにて伝えた

発表にて、ボロダイ一時的被占領地再統合次官は、「ウクライナ国民は避難に対してより意識的に向き合いつつあり、自らの命、家族の命を大切にしている。それに対して、私たちは、避難民を適切な条件の整っている環境へ送り、人々にあらゆる必要なものを提供できるようあらゆることを行っている。避難して欲しい。私たちはあなた方を待っている! あなた方が苦しみや孤独に放置されることはない」と強調した。

同省のデータによれば、過去1か月で東部ドネツィク州からの義務的避難で同州を離れた人の数は1万7000人強で、内約3000人が児童だという。

また、南部ヘルソン州の特に危険な地域からの避難者は2万4000人強、ハルキウ州からは5000人以上、ザポリッジャ州からは3万人以上の住民が避難したとのこと。

写真:国家非常事態庁