ウクライナとロシア、軍人遺体をさらに64体交換

ザポリッジャ州にて、ウクライナとロシアは軍人の遺体の交換を行った。ウクライナは、マリウポリ製鉄工場「アゾフスタリ」の防衛を行っていた軍人64体の遺体を受け取った。

14日、ウクライナの一時的被占領地再統合省がフェイスブック・アカウントにて報告した

発表には、「ウクライナは64名の『アゾフスタリ』の英雄的防衛者の遺体を尊厳ある埋葬のために取り戻した」と書かれている。

ウクライナ側で今回の協議を担当したのは、オレフ・コテンコ特別状況下行方不明者問題全権であり、交換作戦は一時的被占領地再統合省、国防省情報総局、国防省、保安庁(SBU)、参謀本部などにより実施されたとのこと。

また、遺体返還プロセスは継続しており、ジュネーブ条約に従って実施されていると説明されている。

なお、同省は、これまでに6月4日に160体、6月8日に50体、6月9日に58体のウクライナ軍人遺体の返還について報告を行っていた。