「一人一人がウクライナで起きていることを話すべきだ」=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、ウクライナへの注意、ウクライナの自由を巡る戦いへの注目が小さくならないようにするためには、一人一人がウクライナで起きていることにつき話し続けるべきだと発言した。

ゼレンシキー大統領が6日夜の動画メッセージにて発言した

ゼレンシキー氏は、「私は、私たちの必要としている私たちの国へのサポートを保証するために、新しい呼びかけや世界の政治家・専門家コミュニティとの対話の準備をしている。注目を維持するというのは恒常的なプロセスだ。それは一瞬たりとも止めてはならない。そしてそれは実は皆に関係することである」と発言した。

同氏はまた、現代人は皆、報道というものがどのように機能しているかをよく知っているとし、あるテーマに長い間注目を維持するというのは非常に難しいことだと指摘した。そして、ウクライナへの注意、ウクライナの自由を巡る戦いへの注目が小さくならないようにするためには、一人一人が起きていることにつき話し続けるべきだと発言した。

加えて同氏は、それはジャーナリストや政治家だけに関することではないとし、「忘れないで欲しい。ウクライナを世界の注目のトップに残すためには、ビジネス、文化、普通の人でもできることが多くある。ここにシンプルな例がある。今日、私のところに、スペインで発行されたウクライナサポートの切手が贈られてきた。切手が何を変えられるのだと思うかもしれない。しかし、これは私たちの戦いへの注目のシンボルであり、何百万の人が目にする物なのだ。このようなシンボルを作ること、そのようなシンボル作りに誘うこと、ウクライナについて話すこと、ウクライナについて話し合うことを呼びかけること。それらのことが、ウクライナが現在必要としている重要支援について外国の代表者たちと私たちが話し合う時に、役に立っていくのだ」と発言した。

写真:大統領府