被占領下マリウポリにて工場跡から約70体の民間人遺体発見

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ロシアにより制圧されたマリウポリの工場「オクチャブリ」跡にて、約70体の遺体が見つかった。アンドリュシチェンコ同市市長顧問は、敵の砲撃による倒壊にて建物に閉じ込められた人々の遺体だと説明し、これらの遺体は集団墓地への埋葬のために運び出されたと伝えた。

アンドリュシチェンコ氏がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

アンドリュシチェンコ氏は、「ロシア非常事態庁によるクインジ通りの瓦礫撤去の際に、工場『オクチャブリ』敷地跡にて、約70体の遺体が見つかった。原因は同じだ。人々は、砲撃の後建物の瓦礫で閉じ込められたのだ」と伝えた。

同氏はまた、遺体はプラスチックの袋に入れられて、スタリー・クリム町の集団墓地への埋葬のために持ち去れたと伝えた。その際、遺体の人物特定は行われていないという。同時に、地元住民たちは、遺体の状態からして、特定するものがなかったと述べているという。

その上で同氏は、「ロシアのマリウポリでの攻撃による遺体があとどれぐらい見つかるのだろうか。数体だろうか。数十体だろうか。数百体だろうか? 怒りしか湧かない」と強調した。

写真:AA