ルハンシク州学校への空爆で少なくとも62名が死亡

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ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官は、同州シェヴェロドネツィク地区ビロホリウカ町の学校に対するロシア軍の空爆により、少なくとも62名が死亡したと発表した。

8日8時時点の各州軍行政府の情報を取りまとめた報告書に書かれている。

ハイダイ氏は、これに先立ち、8日朝、テレグラム・チャンネルにて、少なくとも60人が死亡したと伝えていた。同氏は、5月7日のビロホリウカへのロシアの空爆により、学校校舎と文化会館にて火災が発生、開催は約4時間後に鎮火され、その後瓦礫の除去が行われたところ、遺体が2体見つかったと伝えた。

瓦礫の下からは30人が救出され、その内7名が負傷していたという。

さらに同氏は、「おそらく、建物の瓦礫の下に残っていた60人全てが亡くなった。それは、『ロシアの世界』の真の残虐行為だ。シェルターのある学校へのシニカルな砲撃、プリヴィッリャ市の子供の殺人。ロシア人たちには、誰を殺すかは重要ではないのだ。守られていない子供を殺している」と買い込んだ。

なお、ハイダイ氏の「プリヴィッリャの子供の殺人」という発言は、同日の多連装ロケットシステム「グラート」と「ウラガン」により、ルハンシク州プリヴィッリャへの砲撃のこと。同砲撃の結果、11歳と14歳の児童が死亡、彼らの69歳の祖母と8歳と12歳の姉妹が重傷を負っていた。