「アゾフスタリ」でのロシアの損失がドンバス南部の作戦を妨げている=英情報機関

英国防省は、軍情報機関の評価として、ロシア軍は制圧を進める東部マリウポリにて、ウクライナ側が防衛を続ける製鉄工場「マリウポリ」への襲撃により損失を出し、それがロシア側のドンバス地方南部の作戦を妨げていると指摘した。

6日、英国防省がツイッター・アカウントにて発表した

発表には、「ロシアによる再開されたアゾフスタリ制圧とマリウポリ奪取の試みは、来たる5月9日の戦勝記念日の祝賀とプーチンによるウクライナにおける象徴的成功を得たいという願望とリンクしているようである」と書かれている。

さらに英国防省は、「ウクライナ側のアゾフスタリでの抵抗が続き、ロシアの損耗が増え続け、それが彼らのドンバス南部での作戦計画を妨げ続ける」と指摘した。

なお、ロシア軍は、マリウポリにて2日連続で、ウクライナ側が防衛を続ける製鉄工場「アゾフスタリ」への襲撃を続けている。