合意した避難ルートでマリウポリ工場から20名の民間人が避難=アゾフ連隊

4月30日、マリウポリ防衛戦に参加する国家警護隊アゾフ連隊は、同氏製鉄工場「アゾフスタリ」から20人の民間人を避難させたと発表した。

アゾフ連隊副指揮官のパラマル氏がアゾフ連隊のツイッター・アカウントに公開された動画メッセージにて報告した

パラマル氏は、「19時40分時点で、私たちは、合意された場所で、瓦礫の下から救出することができた民間人20名、女性と子供を渡した。私たちは、彼らが合意された方向、すなわち、ウクライナがコントロールするザポリッジャへ向かうことを期待している」と発言した。

同氏はまた、アゾフスタリ敷地は一晩中敵の火砲砲撃を受け、それによりさらなる破壊、瓦礫が生じたと述べた。また、同日、「停戦体制」は約束された6時ではなく、11時に始まり、「現時点では双方が停戦を遵守」しているが、避難用車列は合意された6時ではなく、18時25分に到着したと伝えた。

さらに同氏は、アゾフ連隊隊員は瓦礫から民間人を救出する作戦を続けている発言した。

同時に、現時点で負傷した軍人の避難については「理解できない理由から」行われていないとし、「私たちは、民間人だけでなく、治療の必要な私たちの負傷した軍人の保証された脱出についても要請している」と呼びかけた。