南部ヘルソン州で、ウクライナ軍とロシア軍が被拘束者を交換

ウクライナ軍の南部作戦を担当する作戦司令部「ピウデン(南)」は14日、ロシア軍とウクライナ軍が被拘束者の交換に合意し、ロシア兵4名、ウクライナ兵5名が解放されたと伝えた。

ピウデン広報室がフェイスブック・アカウントにて伝えた

発表では、ロシア侵略軍とウクライナ軍の間で被拘束者交換につき緊張した協議が行われていたが、合意に至ったとし、「ポサド=ポクロウシケ町(編集注:ヘルソン市とミコライウ市を結ぶ幹線上の自治体)にて、ロシア軍人4名を私たちの軍人5名と交換した」と報告された。

その他、ピウデンは、南部防衛方面では、敵が39名の軍人、装甲車、無人機を含む4個の機材を失ったと報告した。

なお、4月14日には、ヴェレシチューク宇副首相兼一時的被占領地再統合相が、ロシアとの間で4回目となる被拘束者交換が行われ、30名のウクライナ国民が解放されたと発表していた。