ロシア軍、マリウポリの医療従事者と患者をロシア領や武装集団支配地域へ移送

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ロシア軍が包囲し、人道状況の悪化が続くウクライナ東部のマリウポリ市では、市議会が、ロシア軍が同市第4病院の医療従事者と患者をロシア領や武装集団「DPR」支配地域へと強制移送したと発表した。

7日、マリウポリ市議会がテレグラム・チャンネルにて移送の様子を映した動画を公開した

発表には、「マツーカ記念第4市営病院の人員と患者が、マリウポリから一時的被占領地へと強制移送された。病院へ武装した人々がやってきて、最後通牒的な形で、医師と患者は病院を出て、占領者の車に乗らねばならないと伝えたことがわかっている。疲れ果て、怯えた人々は、ロシアテロリストの命令を聞かなくてはならなかった」と書かれている。

市議会はまた、これらの人々がその後どうなったかはわからないとしつつ、以前には、移送された人々がさらにロシアの過疎地へ送られた事例が確認されていたと伝えた。

発表ではさらに、ボイチェンコ・マリウポリ市長が、現在、マリウポリから違法に追放された人々の情報を集めたデータベースが作られているとし、「私たちは、占領者がすでに少なくとも4万人のマリウポリ市民を強制的に追放したことを知っている。私たちの目的は、それらの人々を戻すための効果的なメカニズムを作ることだ。困難な作業であり、ドネツィク州軍行政府のパウロ・キリレンコ長官と完全に調整しながら作業を行っている」と伝えた。

写真:Stringer, Anadolu Agency