マリウポリ市民の強制移送は第二次世界大戦のナチスの行動の踏襲=ウクライナ外務省

ウクライナ外務省は20日、ロシア軍が包囲を続ける東部マリウポリ市民をロシア領へ強制移送していることにつき、それは第二次世界大戦のナチスドイツの行動と同じだと指摘した。

ニコレンコ外務報道官がツイッター・アカウントにて伝えた

ニコレンコ報道官は、「彼らはまず、町を破壊し、病院、劇場、学校、シェルターを爆撃しに来て、民間人、子供を殺した。それから、彼らは怯え、疲れた人々を侵略国の領土へと強制的に移送した。これは第二次世界大戦の章だろうか? 否、これはマリウポリの今日のロシア軍の行動である」と書き込んだ。

これに先立ち、同日、ロシア軍により包囲が続き人道状況が悪化する、ウクライナ東部マリウポリでは、市議会が同市の左岸地区の住民の一部がウクライナの国籍証明書を奪われた上で、ロシアへと強制移送されていると伝えていた