ロシアにはイランを大規模に支援する余力がない=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ロシアはイランを実質的に支援することはできない、なぜなら、彼らの戦闘能力のある部隊は全てウクライナでの戦争に投入されているからだと発言した。
ゼレンシキー大統領が記者とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私が感じているのは、楽観的なことだけではない。プラスは何か? それは、ロシアはいかなる安全保障の守護者でもなければ、強力な同盟国でもないということを、皆が理解したことだ。そういうことは初めてではない。シリア、そして今のイランだ。イランに対して(編集注:ロシアからの)支援が全くないことを私たちは目にしている。おそらく、彼らは何らかのミサイルを返却したり、自国の兵器を渡したりしているだろう。ロシア側は防空装備品を渡していると思う。正直なところ、詳細は知らない。しかし、彼らはイランを助けることはできない。彼らの全軍、全戦闘部隊は私たちの土地で、私たちに対する戦争に従事しているからだ。そのことは、あの方面においても、そして根本的にも、彼らの影響力が限定的であることを改めて浮き彫りにしている」と述べた。
また同氏は、湾岸地域の国々の間で戦闘行為が長期化した場合、東側諸国において防空面の不足が生じることがマイナス面になり得ると指摘した。同氏はその際、「彼らが『シャヘド』に対して防空を使用しているのを見ているだろう。イラン側が保有する無人機の数ほどのミサイルは、おそらく(編集注:迎撃側に)ないか、あるいは消費が非常に激しい。したがって、数量の面で私たちにとってリスクとなる。プログラムの縮小に関するシグナルは、今のところ何も受け取っていない」と述べた。
写真:大統領府