ロシア側は計画していた3月攻勢を開始できない=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ウクライナ側は、ロシア側がどこへ進軍しようとしているのか、何を奪おうとしているのかについての計画も把握しているが、敵には課された課題を遂行する兵力が足りないと発言した。

ゼレンシキー大統領が記者とのやりとりの際に質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちは2025年、2026年、2027年の計画を入手した。2025年のものは少し古くなっているが、彼らが目標を達成できなかったことが見て取れる。私たちは2026年と2027年(編集注:の計画)も入手した。彼らが何を望んでいるかを理解している。彼らの(進軍)方向が変わっていないことも理解している。それは私たちの国の東部、具体的にはドネツィク州及びルハンスィク州の占領だ。彼らは間違いなくザポリッジャ州方面とドニプロの方面(の進軍)も継続したいと考えている。困難だが、彼らはオデーサ方面も視野に入れている。私たちはこれらの方向を注視している。しかし、これらの地図は今のところ現実と乖離している。なぜなら、彼らは課題を遂行できていないからだ」と説明した。

また同氏は、敵が春に向けて準備していた攻勢作戦は、2025年末時点での成果に依存していたが、しかし、ロシア側は司令部に出された課題をこなせなかったと指摘した。

同氏はそして、「彼らの、私たちの戦力がどこにあり、彼らの戦力がどこにあるかという地図は現実と一致していない。彼らは、自分たちが望んでいた3月の攻勢を開始することができない」と述べ、ロシア側は攻勢を望んでいるものの、出された課題を遂行するための兵力を持っていないと指摘した。