ベラルーシ国防省、自国領への攻撃の情報をフェイクだと発表

ベラルーシ国防省は11日、ベラルーシ領内への村にミサイル攻撃があったとする情報を否定した。

ベラルーシ国営通信「ベルタ」が報じた

報道には、「軍機関は、ベラルーシ共和国領内へ攻撃があったとする情報はさらなる挑発であり、ベラルーシ社会をかき乱す試みだと表明する」と書かれている。

さらに、同日18時30分時点で、関係機関は、そのような情報を確認していないと伝えられた。

同時に、地元住民からは、公式発表と矛盾する報告がされている。攻撃を受けたと言われたコパニの住民は、ユーロラジオに対して、「3月11日、コパニ地区と、その他の村の近くに、爆発があった。窓が震えた。怖かった」と述べている。同人物によれば、それは16時ごろだったという。

これに先立ち11日、ウクライナ空軍は、ロシア軍の航空機がウクライナ領からベラルーシ領へと飛行し、ベラルーシ領コパニを攻撃したと発表した。その際、空軍は、同攻撃の目的は、「ベラルーシ共和国軍をウクライナとの戦争に引き込むこと」だとの見方を示していた