ハルキウ市はウクライナ軍がコントロール=州行政府

シニェフボウ・ハルキウ州行政府長官は8日、現在ハルキウ市はウクライナ軍が完全にコントロールしていると伝えた。

シニェフボウ長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

シニェフボウ氏は、「ウクライナ軍は、ハルキウの防衛を堅固に維持している。ロシアの敵は、市郊外での単発の砲撃を除き、積極的な侵攻すら試みてこない。ハルキウ防衛本部が報告しているように。市の陸上部分はウクライナ軍が完全にコントロールしている」と伝えた。

さらに同氏は、敵の軍部隊と工作グループは市内にはいないとし、個別の工作員は速やかに見つけられ殲滅されているとし、例えば同日朝、軍事施設の情報を集めていた女性諜報員が拘束されたと伝えた。

また同氏は、敵は予定をヴォウチャンシキー地区にて実現できなかったと指摘した。同氏は、敵はヘリコプター3機で空挺襲撃グループが降下してきたとし、120人がハルキウへ攻め込もうとしたが、領土防衛部隊とウクライナ陸軍部隊がその敵の空挺部隊の大半をその場で殲滅し、残りはロシアのベルゴロド州に逃走したと伝えた。

なお、ウクライナでは、2月24日以降、ロシアによる軍事侵略が続いている。