ロシアは自軍兵の遺体の回収を断固拒否している=ウクライナ副首相}

ヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、ロシア政権幹部がウクライナ領から自軍軍人の遺体を持ち帰ることを断固として拒否していると伝えた。

7日、一時的被占領地再統合省広報室がヴェレシチューク副首相の発言を伝えた。

https://minre.gov.ua/news/iryna-vereshchuk-rosiyske-kerivnyctvo-kategorychno-vidmovlyayetsya-zabyraty-z-ukrayiny-svoyih

ヴェレシチューク氏は、「ロシア人は、その問題について協議することすら拒否している。ロシア連邦軍人の遺体が祖国に戻り、人間的に葬られるに値しないと考えられていることは明白だ。それでも、ウクライナ閣僚会議(内閣)は、遺体引き渡し実施の段階的手続きを作成し確定した」と発言した。

同氏は、ロシア政権は自国軍軍人の遺体をウクライナに置き去りにして自国での埋葬の権利を与えていないことの理由として、亡くなった者たちの母親、配偶者、子供たちがプーチンの始めた戦争の本当の規模、何千何万という死者の数、ロシアを待ち受ける崩壊を知ることのないようにするためだろうと指摘した。

その上で同氏は、「そのような、自国の民に対してさえ示される凶悪さは、言うまでもなく、衝撃的である。しかし、それは私たちの軍を止めることはない。私たちは自分の大地にいるのだから」と強調した。