ウクライナ安保会議書記、ウクライナ軍のホルリウカ進軍につき「それはウクライナの町だ」

ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は2日、ウクライナ軍が2014年からロシア占領軍により占領されている東部ドネツィク州ホルリウカに進軍したことにつき、それはウクライナの町であるため、ウクライナは自分のものを取り戻すと発言した。

ダニーロウ書記が国営テレビ局「ラーダ」出演時に発言した。

ダニーロウ氏は、「防衛とは何を意味するか。ホルリウカは、ウクライナの町である。ずっとそうであったし、今もそうであり、今後も絶対そうである。私たちは自分たちのものを取り戻す。私たちには、他人のものはいらない。私たちは、プーチン氏に対して、自分の戦闘員を連れ帰るよう頼んでいる。そうでなければ、彼らの母が、彼らを全く違う形で連れ帰らねばならなくなる」と発言した。

同氏はまた、ウクライナの軍人は、調和が取れており、プロフェッショナルで、ゼレンシキー軍最高司令官(大統領)とザルジュニー軍総司令官の定める課題に従って行動していると述べた。同氏は、全て計画通りに遂行されていると発言した。

さらに同氏は、「もし敵が、私たちが守るだけだと思っているなら、それは大きな間違いだ。私たちは、必要だと思うことは全て行っていく」と発言した。

これに先立ち、アレストヴィチ大統領府長官補佐官が、ウクライナ軍の1旅団が2014年よりロシア占領軍の支配下にあるホルリウカ市の近郊で行動しており、同市への進軍を予定していると発言していた。