キーウの状況は軍の市民の制御下にある=ウクライナ安保会議書記

ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は26日朝、ロシア軍の侵攻を受けているウクライナ首都キーウ(キエフ)市は、現在ウクライナ軍と市民によって制御下にあると発表した。

ダニーロウNSDC書記が首都の状況についてウクルインフォルムにコメントした。

ダニーロウ氏は、「私たちは、できる範囲で群れ(編集注:ロシア軍)を止めている。状況はウクライナ軍とキーウ市民の制御下にある」と発言した。

なお、25日から、ロシア軍がキーウ市に侵入。ロシア軍は地下鉄ベレステイシカ駅敷地の軍事基地を攻撃するも、同攻撃は朝の時点では撃退できている。

シュリャウカ地区の基地では爆発が発生。原因の解明が行われている。

ロシア軍は、トロイェシチナ地区住宅街の第6火力発電所への攻撃を試みた。クリシチェンコ・キーウ市行政区は、現在同発電所に脅威は生じていないと発言した。