プーチンはウクライナ全土を占領したがっているが、すでに予定は遅れている=英国防相

英国防省は、プーチン露大統領はウクライナ全土の占領を目的としているが、しかし、期待していた予定より遅れており、戦争初日、自らの主要な目標を達成することができなかったと考えている。

ウォレス英国防相がスカイニュースへのインタビュー時に発言した

ウォレス氏は、「今朝の時点の私たちの評価は、ロシアは自らの主要な目標を一つも達成できなかった、というものだ。実際に、同国は予定していたスケジュールより遅れている。彼らは、450人以上失った」と発言した。

同氏は、ロシア軍は、侵攻初日に設定されていた目標を達成できなかったと指摘した。

ウォレス氏は、ロシア側の失敗例の一つとして、戦略的に重要な飛行場の占拠の試みに言及している。ウクライナ側は、24日、キーウ近郊のホストメリの飛行場のコントロールを一度失ったが、その後奪還している。

加えて同氏は、「プーチン露大統領は、ウクライナ人は何らかの形で解放されるとか、彼の側につくかのような、大きな発言や見方を示しているが、彼は完全に誤っている」との見方を示した。