EU、ウクライナ侵攻のロシアに対して追加制裁発動で合意

欧州連合(EU)は24日夜、同日朝から続くロシアのウクライナへの侵攻を受けて、加盟国の緊急首脳会談にて新たな対露制裁を発動することで合意した。

フォンデアライエン欧州委員会委員長が首脳会談後記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

フォンデアライエン氏は、「私たちはクレムリンに責任を取らせる」とし、EU加盟国首脳が「ロシア経済と政治エリートに」最大限のダメージを与える大規模制裁パッケージを採択したと伝えた。新たな対露制裁は、金融、エネルギー、運輸産業、ハイテク製品の輸出規制、査証発給禁止だという。

同氏は、「現在、爆弾が無実の女性、男性、子供に降り注いでいる。彼らは自らの命に怯えており、多くの人が亡くなっている。全ては2022年に起きている、欧州の真ん中で。プーチン大統領は欧州に戦争を戻す道を選んだのだ。それは全面的なウクライナへの侵攻である」と強調した。