Red Bull社、キーウ中心部でのドリフト走行撮影を謝罪
ウクルインフォルム
Red Bullウクライナ社は、キーウ(キエフ)市内ソフィア広場で車両をドリフト走行させた宣伝撮影につき、市民と市行政府に対して謝罪している。
10日、同社広報室がウクルインフォルムの問い合わせに対して返答した。
同社声明には、「Red Bullウクライナ社は、キーウ市民と市自治体に対して、今朝ソフィア広場で行われた動画撮影につき謝罪している。残念ながら、私たちは必要な手続き全てを守っていなかった。それは私たちの不注意であり、私たちはそれを深く後悔している。私たちは、最初から、撮影現場を清掃し、元の状態にするというルールを把握していた」と書かれている。
現在、同社の指示で、ドリフト走行で汚れた石畳の洗浄が続いているという。
なお、キーウ市検察は、フェイスブック・アカウントにて、同日19時30分時点で撮影に使われた車両が押収されており、捜査が継続されていると伝えた。
これに先立ち、10日、キーウ市内のユネスコ世界遺産リストに加わる聖ソフィア大聖堂前の広場(ソフィア広場)にて、Red Bullウクライナ社の宣伝撮影のためにドリフト走行が行われ、広場の石畳が激しく汚されていた。トカチェンコ文化情報政策相は、許可のない撮影であったとして強く批判した上で、詳細な調査を警察と市自治体に要請していた。