ヴィンニツャ州にてバイソンの仔が7頭誕生

ヴィンニツャ州にてバイソンの仔が7頭誕生

写真
ウクルインフォルム
ヴィンニツャ州にて、ヨーロッパバイソンの仔が7頭誕生した。

ヴィンニツャ州樹木・狩猟産業局広報室が発表した

発表には、「2020年冬季登録によれば、ウクライナ国内最大のヨーロッパバイソンの個体数が7頭増えました。これで、バイソンファミリーの数は101頭となりました」と書かれている。

バイソンの個数は、例年行なわれる域内個体数登録の際に判明したという。ヴィンニツャ州のバイソン数は、ウクライナで最大であり、昨年は95頭だったが、今冬は101頭となっていると伝えられた。なお、ウクライナ全土のヨーロッパバイソンの数は約300頭。ヨーロッパバイソンは、絶滅危惧種としてレッドデータブックに掲載されている。

ヨーロッパバイソンは、通常3年に一度子どもを産む。ヴィンニツャ州の個体数は、増加傾向にある。個体数の完全な再生には、オス1頭に対して3、4頭のメスの存在が必要であり、オスの個体数をもとに群れ全体の頭数が増加する。

フミリツィキー森林局のヴォロディーミル・トカチさんは、「現在、バイソンたちは、二つの群れに分かれています。一つは大きな群れで80頭以上からなります。もう一つの群れは17頭で、様々な年齢のものがいます。今のところ、どうしてこうなったのかについての説明はありません。しかし、(2016年の)乱暴な17頭の大規模殺害が、頭数増加に影響を及ぼしていることは確かです(2016年、ヴィンニツャ州リティンシキー地区トリブヒ村付近にて起こったバイソン殺害事件)」と伝えた。

ヴィンニツャ州には、1979年にヴォリーニ州の国家狩猟産業局「ツマンシケ」から6頭のバイソンが連れて来られている。関係者の努力により、この絶滅危惧種は現在までに大きく増加した。現在の州内森林部の彼らの居住密度は、ノルマを越えていることから、ヴィンニツャ州では、関連許可がある場合、同州から他地域へのバイソンの移送も行なっている。これまで、同州から他州へ移動させたバイソンの個体数は34頭に上る。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用は検索システムに対してオープンである一方、ukrinform.jpへのハイパーリンクは第一段落より上部にすることを義務付けています。加えて、外国マスメディアの報道の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びキャリー元マスメディアのウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。オフライン・メディア、モバイル・アプリ、スマートTVでの引用・使用は、ウクルインフォルムからの書面上の許可を受け取った場合のみ認められます。「宣伝」と「PR」の印のついた記事、また、「発表」のページにある記事は、広告権にもとづいて発表されたものであり、その内容に関する責任は、宣伝主体が負っています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-