戦争の現状凍結がウクライナにとって「大きな妥協」=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領がXアカウントにて共同通信との単独インタビュー時の自身の発言を公開した。
ゼレンシキー氏は、現在の和平交渉につき、「私たちは現実的な妥協をする用意がある。しかし、私たちの独立や主権を代償にした妥協ではない。米国との間で妥協について話す用意はある。しかし、ロシアからの最後通牒を何度も何度も受け取るつもりはない。彼ら(ロシア)は侵略国だ。誰もがそれを認めた。その事実は変わっていない」と指摘した。その際同氏は、この戦争の当初から仲介者であった、あるいは仲介を試みてきた中東やアジアの多くの国々、及びその他の国々も、皆がロシアが侵略者であることを認めていることを喚起した。同氏はそして、「だからこそ、私たちが侵略国と妥協について話すこと自体が、すでに私たちの妥協なのだ」と説明した。
同氏はさらに、「現在いる場所に留まり続ける」(編集注:戦争の現状凍結)というのがウクライナにとっての大きな妥協だと指摘した。その際同氏は、「彼ら(ロシア)は私たちの領土の約20%を占領した。私たちは今、『現在いる場所で留まる』という原則に基づいて平和について話す用意がある。これは大きな妥協だ」と述べた。
同氏は加えて、ロシアはウクライナに対して、「妥協」として、「あなた方の他の州を占領しない準備はできている」と伝えたとしつつ、「しかし、それはテロリズムだ。その言葉自体がテロリズムだ。『殺さないでやるから、全てを差し出せ』というのは、どういうことだろうか? それは妥協ではない。最後通牒だ。だから私はこう言ったのだ。『私たちはウクライナの主権と領土一帯生、私たちの軍、私たちの人々、私たちの子供たちを尊重した上での妥協には応じる用意がある。しかし、最後通牒に応じる用意はない」と」と発言した
写真:大統領府