ロシアとベラルーシの選手のパラリンピック出場容認は「汚い」決定=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、国際パラリンピック委員会(IPC)がロシア及びベラルーシの選手に対し、自国の国旗の下で2026年パラリンピックに出場することを許可した決定を「汚い」決定だと批判した。
ゼレンシキー大統領が英記者ピアース・モーガン氏との対話の際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「お金の問題だとは言いたくない。私はそれを知らないからだ。しかし、これは間違いなく汚い決定であり、尊敬に値せず、非欧州的なものだ。そして、間違いなく恐ろしく、不公平な決定だと私は考えている」と述べ、ここでの「欧州」とは価値観の観点だと説明した。
また同氏は、ロシア及びベラルーシの選手に関するIPCの決定を知らなかったことを認めた上で、ウクライナとしてこれに反応すると述べた。
同氏はその際、ロシアのオリンピックに対するアプローチを、ロシアによるウクライナ領土の占領になぞらえ、「それはロシアの生き方のようだ。彼らがこの侵略、つまり『忍び寄る占領』を始めた時と同じだ。まずクリミアを少し。誰も反応しない? 誰も反撃しない? では次はドンバスだ。誰も反応しない? 誰も制裁を科さない? よし、では全面侵攻だ。一歩ずつ進む、これがロシアのやり方だ。オリンピックについても同様だ」と述べた。
これに先立ち、17日、IPCは、6人のロシア選手と4人のベラルーシ選手が2026年パラリンピックへ、自国国旗の下での出場が認められたと発表していた。
これを受けて、ウクライナのシビハ外相は、諸国政府に対して、パラリンピックの開会式に参加しないよう要請している。
写真:大統領府