ゼレンシキー宇大統領、ジュネーヴ三者交渉を総括「監視には進展あり、領土とザポリッジャ原発は立場が相違」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、ジュネーヴでの交渉結果を受け、軍事面の停戦監視については進展があったものの、政治面の領土問題やザポリッジャ原発、その他の機微な問題については、各者の立場が異なったままだと発言した。
ゼレンシキー大統領が記者団に報告した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「先ほど受けた報告によれば、(中略)基本的に、軍事関係者らには、政治意志さえあれば、どのように停戦及び終戦を監視するかについての理解がある。彼らは、その点でほぼ全てのことについて合意した。監視には確実に米国側が参加することになる。これは建設的なシグナルだと思う」と語った。
同時に同氏は、政治的要素、領土問題やザポリッジャ原発の利用問題といった全ての機微な問題に関しては、各当事者の立場は異なるままだと指摘した。
同氏はその際、「つまり、軍事面では進展があったが、政治面では対話が行われ、さらに進むこと、継続することについて合意したというわけだ。政治面では、軍事面ほどの進展は聞かれなかった」と指摘した。
さらに同氏は、ウクライナの交渉団が電話では多くの詳細を話せなかったため、彼らの帰国後に詳細な報告を受けるのを待っていると伝えた。
同氏はその他、今回の交渉を組織した米国及びスイスに謝意を表した上で、交渉結果を受けて欧州の同僚たちと連絡を取ると述べた。
同氏は、「今回、彼ら(編集注:欧州諸国)がより幅広く参加したことを嬉しく思っている。私たちにとって、欧州のプレゼンスは非常に重要だ」と強調した。
これに先立ち、スイス・ジュネーヴにおいて17、18日、ジュネーヴにて、ウクライナ、米国、ロシアの代表団による3回目の三者和平交渉が行われていた。
写真:ゼレンシキー大統領(テレグラム)