第5回クリミア・プラットフォーム・サミットがNYで開催

第5回クリミア・プラットフォーム・サミットがNYで開催

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24日、ニューヨークで開かれている国連総会の際に、会場内で第5回クリミア・プラットフォーム・サミットが開催され、60か国以上の代表者が参加した。

クリミア・プラットフォームがユーチューブ・チャンネルで中継した

出席したゼレンシキー宇大統領は、開会の際に「私は、今日、60か国以上の参加を持って開かれているクリミア・プラットフォーム・サミットにてあなた方皆を迎えられることを嬉しく思っている。サミットは、国連総会の会場という初めてグローバルなレベルで開かれている」と発言した。

同氏はまた、11年前のクリミア占領に対する適切な対応がなかったことが、「他の国の一部を奪うことがどれだけ容易かを、世界の多くの肉食者たちに示してしまった」と指摘した。同時に同氏は、ウクライナは国際パートナーたちの支援を受けて戦いを続けると明言した。

そして同氏は、「私たちは、ロシアがクリミアを大きな軍事基地に変えてしまうのを防ぐために行動している。また私たちは、私たちの人々の命を守るためにそれを行わねばならない。私たちの長射程無人機は精密だ。私たちのロシアの兵站への圧力は成果を出している。そして、ロシアの戦争機構は非常に深刻な問題に直面している」と発言した。

同氏はさらに、被占領下で暮らす民間人の苦しみを忘れないよう呼びかけた。

その際同氏は、「現在、最も残酷な抑圧は、クリミアとその他ロシアの支配下にある地域において、真実を話す人、真実を希求する人、さらには信仰の自由を求める人に対して生じている。クリミア・タタール人、イスラム教徒がその抑圧の主要な犠牲者に含まれる。想像して欲しい。クリミアの収監されている者の中には、2014年から自由を奪われている者もいるのだ。もう11年である。よって、ウクライナの主要なメッセージは、戦争がノルマとなるのを見逃してはならない、というものだ」と強調した。

同氏はまた、ロシアの戦争に対して制裁を維持し、強化している国々に謝意を表明した。

その際同氏は、「戦争と占領が続く限り、対露制裁の一切の緩和も解除もあり得ない。ロシアが2014年以降に行なってきたことについて、一切の許しはあり得ない。占領者は、占領と、この戦争の全ての犯罪について責任を追及されねばならない。ロシアのみに罪のある戦争についてだ」と強調した。

「クリミア・プラットフォーム」とは、ゼレンシキー宇大統領が2021年に開始した国際協議フォーマット。諸国、国際機関、市民社会の代表者が参加している。ロシアの侵略への国際社会の対応の調整、ロシアへの圧力強化、クリミア脱占領プロセスの推進が活動の主な目的となっている。


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