プーチンは停戦に向けた準備を行っていない=ゼレンシキー宇大統領

プーチンは停戦に向けた準備を行っていない=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、情報機関と軍司令部によるロシアの計画に関する報告を受けたと発言した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた

ゼレンシキー氏は、「今日、情報機関と軍司令部による、プーチンが何を期待しているか、実際のところ何に向けて準備をしているかについての報告があった。とりわけ、軍事的準備に関してもだ。彼は間違いなく停戦や戦争終結に向けての準備をしていない。プーチンは米国との会談を自身の個人的勝利として示すことだけを目指している。そして、そのあとは、以前同様の行動を続ける、これまで通りウクライナに圧力をかけるつもりだ」と発言した。

同氏はまた、ロシアには戦後に向けて備えるというシグナルの兆候も全くないと指摘した。その際同氏は、「今のところはない。反対に、彼らは新たな攻勢作戦を開始するために自国軍、戦力を移動させている。もし誰かが平和に向けて準備しているなら、そんなことは行わない」と発言した。

その他同氏は、パートナーたちと活発な対話を行い続けていると報告した。同氏はその際、「私たちは、外交の場とロシアの今後の行動計画における真の状況についてパートナーたちに報告し続けている。(中略)今日この後さらに欧州の友人たちとの対話が予定されている」と発言した。

そして同氏は、今日はすでにカナダ首相、サウジアラビア皇太子、インド首相、リトアニア大統領との電話会談があったと伝えた。

同氏は、「明確な事実の理解で皆が一致している。第一に、ウクライナの主権と領土一体性は尊重されねばならない。第二に、対ウクライナ戦争に関する問題はウクライナの参加を得た上で解決されねばならない。第三に、ロシアがこの戦争を終わらせる必要な行動を取らねばならない。そして、そのロシアから、今も何の行動もないのだ」と強調した。

さらに同氏は、12日もパートナーたちとの積極的なやり取りが続けられると補足した。同氏は、「米国とあらゆるレベルで対話を続けている。大統領府、外務省のチームだ。効果的な活動のために必要な人全てだ。全員が関与している」と発言した。

写真:大統領府


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