ゼレンシキー宇大統領、本日多くの電話会談を行うと発表
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、今日は平和への道を真に前進し、あらゆる環境下でウクライナの独立を保証するために多くの電話とやりとりが行われると伝えた。
また同氏は、複数のやりとりが予定されており、メルツ独首相、マクロン仏大統領、メローニ伊首相と話し合うと伝えた。同氏はそして、「国家安全保障担当補佐官級のコミュニケーションも生じる。その特殊フォーマット(編集注:の協議)を今日行うよう指示した」と書き込んだ。
同氏はその際、前日トランプ米大統領と欧州の首脳たちと一緒に話したとし、その後別途ルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長とストゥブ・フィンランド大統領とも話したと伝えた。そして同氏は、「一緒に働いている」と書き込んだ。
加えて同氏は、重要な詳細を協議することが重要だとし、「優先課題は全くもって明確だ。第一には殺戮の停止であり、ロシアこそが停戦に向かわねばならない。第二には、会談が確かに永続的な平和のために機能するようにするための首脳フォーマットだ」と指摘した。
その際同氏は、「私たちはウクライナにて、真の解決策の模索は首脳レベルでこそ結果が出る可能性があると何度も述べてきた。そのようなフォーマットのための時間と問題の範囲を定める必要がある。第三には、安全保障の長期性だ。それは、米国と欧州が一緒になって可能となるものだ」と指摘した。
同氏はそして、ウクライナは戦争を決して望んだことはなかったし、最大限生産的に平和のために働いていくと強調した。また同氏は、重要なことは、この戦争を始めたロシアが確かに侵略停止のための措置を講じることだとも述べた。
そして同氏は、「世界は侵略者に対する圧力をかけるテコを有しており、世界は約束の履行を確認する能力を持っている。私は、戦争を立派に終わらせることを覚悟している全ての人に感謝している」と強調した。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、前日に続いてトランプ米大統領と欧州首脳と電話会談を行っていた。
写真:大統領府