トランプ米大統領、プーチン氏とゼレンシキー宇大統領と会談する計画=報道
ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領には、ロシアの首脳プーチン氏と来週にも直接会談する意向を有しており、その後すぐにウクライナのゼレンシキー大統領も加えて3者で会談する計画があるという。
ニューヨークタイムズがトランプ氏の計画を知る関係者の発言をもとに報じた。
報道には、「トランプ氏は水曜日の欧州の首脳との電話会談の際にその計画を明かした。会談は、その3人のみで行われ、欧州のいかなるカウンターパートも含まれないという」と書かれている。
関係者の1人によれば、ロシアの対ウクライナ戦争の終結に向けた会談で調整役を担おうとしてきた欧州の首脳たちは、「トランプ氏が述べたことを受け入れたように見えた」という。
現時点では、ゼレンシキー氏とプーチン氏がトランプ氏の描いた計画に同意したかどうかは明らかになっていないという。他方で、ゼレンシキー氏は、トランプ氏と欧州首脳との電話会談に参加していたことがわかっている。
なお、その電話会談には、スターマー英首相、メルツ独首相、ルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長、ヴァンス米副大統領、ルビオ米国務長官、ウィトコフ米大統領特使が参加していたという。
これに先立ち、ゼレンシキー大統領は6日、前日に続いてトランプ米大統領と電話会談を行ったと報告していた。
写真:ホワイトハウス