ゼレンシキー宇大統領、ストーレ・ノルウェー首相と防空強化につき協議
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、ノルウェーのストーレ首相と電話会談を行い、防衛強化などにつき協議した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「ストーレ・ノルウェー首相と話した。私たちとノルウェーの二国間方策や、欧州や米国とのより広範なフォーマットでの方策を調整している。現在、私たちの防空強化のための決定の準備は、良い速度だ。その支援、そしてロシアのテロからの防衛のために一緒に働く準備があることにつき感謝している」と伝えた。
また同氏は、その他制裁についても協議したとし、「私たちは、パートナーたちと共同の対露制裁圧力においてより迅速であるべきだ。それは、欧州連合(EU)の関連制裁パッケージにも、G7のその他の国々の決定にも関係することだ。ノルウェーは、非常に原則的な立場をとっており、それが欧州の私たち皆にとって重要だ」と指摘した。
さらに同氏は、エネルギー強靭性についても協議したと伝え、「私たちは、次の冬に向けた準備に関する具体的な合意があり、ノルウェーは今後も支援する準備がある」と報告した。
なお、トランプ米大統領は、米国はウクライナに防空システム「パトリオット」を提供すると述べていた。同システムを米国から購入する資金を出す国の1つとして、ノルウェーの名前が挙げられている。