ゼレンシキー宇大統領、次期内閣の優先課題を3つ挙げる
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、次期内閣の優先課題として、規制緩和、社会とパートナーの潜在力引き出し、そして正義の確保だと発言した。
ゼレンシキー大統領が最高会議での演説の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは、防衛戦力への供給において、私たちの戦士たちに確信を保証しなければならない。そのために、特にウクライナの国内経済の潜在力を増強している。そして、これは次の3つのことなしには不可能だ。第一に、最大限の規制緩和、あらゆる官僚的障壁の除外、機能が単に重複している不要な国家機関の排除だ。第二に、ウクライナの社会勢力を最大限に解放し、ウクライナの経済成長のためにパートナーの潜在力を引き出すことだ。第三に、公正さ、つまりウクライナ国家を侵害し、ウクライナの潜在力を盗む者たちに対する、これまでと異なる、これまでより強力な処罰アプローチだ」と述べた。
そして同氏は、新しい内閣と政権システム全般がそれらの課題の実現を確保すると強調した。
また同氏は、新しい内閣は、防衛分野、防衛生産分野のパートナー諸国とのあらゆる合意の監査を実施せねばならないと述べ、「それは、ウクライナの国益において100%合意を履行するためだ」と発言した。
同氏はさらに、「米国との間で新しい合意も生じる。それは、ウクライナの立場を強めるものであり、そのために私たちは米国との外交活動において変化が必要だ」と発言した。
これに先立ち、ウクライナ最高会議は17日、ユリヤ・スヴィリデンコ前第一副首相を首相に任命していた。