「ロシアは交渉したがっている」というシグナルはプロパガンダだった=ゼレンシキー宇大統領

「ロシアは交渉したがっている」というシグナルはプロパガンダだった=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、ロシアが交渉したがっているかのようなシグナルは、ウクライナが平和を望んでいないと非難するために広めていたプロパガンダの一部だったと指摘した。

ゼレンシキー大統領がローマで開催されている国際ウクライナ復興会議(URC2025)のスピーチの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「思い出すと良い。たった1年前には、多くの人が、ロシアは真の和平交渉と停戦をしたがっていると思っていたのだ。モスクワはそのようなシグナルを出していたが、それは、ウクライナが平和を望んでいないとして非難するための、彼らのプロパガンダの一部だったのだ。しかし、私たちはその時すでに、ロシアには圧力をかけなければいけないと述べていた。なぜなら、ロシアは平和への準備がないからだ。そして今、プーチンは全ての和平提案を拒絶し、暴力を高める一方であることを皆が目にしている」と指摘した。

また同氏は、10日未明、キーウではロシア軍の攻撃で住民が2名死亡、また複数の負傷者が出たと伝えた。

そして同氏は、「医学研究所が完全に破壊された。住宅、商業センター、動物病院、基本的年インフラが損傷した。そして、それは、多くの無人機、ミサイルが撃墜されたのに生じている被害であり、それでも一部が到達したのだ」と伝えた。

その文脈で同氏は、パートナーたちに対して、ウクライナ国内の無人機生産、とりわけ迎撃用無人機の生産へより積極的に投資するよう呼びかけた。

なお、10日、ローマにて国際ウクライナ復興会議が開催されている。

写真:大統領府


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