メルツ独首相、ゼレンシキー氏に「ドイツは必要な限りウクライナを支援していく」
ウクルインフォルム
ドイツのメルツ首相は28日、同国はウクライナを必要な限り支援していくと発言した。
メルツ首相が、ベルリン訪問中のゼレンシキー宇大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
メルツ氏は、「ウクライナの人々はもう3年以上ロシアの侵略に抵抗している。ウクライナ人は自らの命、大地、私たちの共通の自由を守っている。多大な犠牲を代償に、軍国主義的で修正主義的なロシアから欧州の安全をも守っているのだ。私たちは、ウクライナ人と一緒に、親愛なるヴォロディーミルよ、あなたと一緒に、共感しており、私たちはウクライナの人々が行っていることに感謝している。私たちは、ウクライナ人を支援しており、必要な限り支援していく」と発言した。
また同氏は、ドイツ政府は2025年、追加的財政資源によってウクライナを支えていくとし、すでに2026年のウクライナ向けの関連資金の確保に取り組んでいると伝えた。
同氏は加えて、ロシアの凍結資産からの収益の活用についても触れ、「凍結されたロシア資産からの利子はすでに活用されている。それはすでに、約500億ユーロ規模に達しており、今後のウクライナ支援に充てられる。私たちは、必要であれば、次のG7首脳会議の際にその問題に戻る」と発言した。
その他同氏は、対ウクライナ軍事支援の文脈では、「私たちは、ウクライナにおけるスターリンクシステムの運用費の金成の部分を負担している」とも述べた