「最後通牒は受け入れられない」=露クレムリン報道官
ウクルインフォルム
ロシア大統領府のペスコフ報道官は12日、西側諸国によるウクライナにおいて30日間の停戦に同意しなければ追加対露制裁を発動するとの要求について、ロシアは「最後通牒の言葉は受け入れない」と発言した。
BBCロシア語版がペスコフ氏の発言を報じた。
ペスコフ氏は、イスタンブルにおけるロシアとウクライナの交渉は前提条件なしで行われるべきだと発言した。
また同氏は、5月11日未明にロシアの首脳プーチン氏が「イスタンブルでの前提条件なしでの直接交渉の再開に関する私たちの立場を明確かつはっきりと示した」と喚起した。
さらに同氏は、ロシアはあたかも「ウクライナとの長期的解決の道筋の真剣な模索の意向がある」かのように主張した。同時に同氏は、ロシアにとって「最後通牒の言葉」は受け入れられないとも訴えた。