マクロン仏大統領、プーチンのウクライナとの交渉提案につき「最初の一歩だが、不十分」
ウクルインフォルム
フランスのマクロン大統領は11日、ロシアの首脳プーチン氏によるウクライナとロシアの直接交渉の提案につき「最初の一歩だが、不十分だ」と指摘した。
マクロン大統領がキーウ訪問後にポーランドのプシェミシルに到着した際にAFPにコメントした。
マクロン氏は、ウクライナと欧州同盟国による30日間停戦に対する呼びかけに対する、プーチンによるロシアとウクライナの間の直接交渉に関する提案は、「最初の一歩だが、不十分だ」と指摘した。
同氏はその際、「無条件停戦は、定義上、交渉を前提としない」と指摘し、プーチンは「出口を探しているが、彼はまだ時間を稼ぎたがっている」と発言した。
これに先立ち、ウクライナ、フランス、ドイツ、英国、ポーランドの5か国の首脳は、5月12日からの最低30日間の完全かつ無条件の停戦開始を支持していた。
これに対して、ロシアの首脳プーチン氏は11日、5月15日から2022年時の「協議が中断したところ」でウクライナとの直接交渉をトルコで再開することを提案していた。