私たちには3日間ではなく30日間の停戦が必要=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「5月7日から9日までのそのような人為的な人道ミッションのゲームの意図は明白だ。彼は25年前の5月7日に大統領職に就いたのであるが、ウィトコフを通じて米国が彼に提案したシグナルに答えているかのように見せている。無条件停戦は、米国民が提案したモデルだ。私たちはそれに向かっている。その日付ないし他の日付(編集注:に始まる無条件停戦)、できれば早い方が良い。そう、30日間試してみようではないか。どうして30日間の停戦か。なぜなら、3日間や5日間や7日間では、何にも合意することはできないからだ」と発言した。
そして同氏は、ロシアの提案はむしろ芝居であるとし、なぜなら2〜3日では戦争終結に関する次の行動の計画は何も構築できないからだと指摘した。
同氏は加えて、「5月9日にプーチンの孤立に柔らかい雰囲気を与えるため、皆、5月9日にクレムリン広場に何らかの理由でそこに訪れるリーダーたちあるいはプーチンの友人だかパートナーたちが快適に感じるようにすることにおいて、プーチンを助けるようことは誰もしない。私たちは、ただ戦争の中にいる、ないしは、プーチンは戦争終結、戦争終結の最初の段階への準備があることを見せているだけなのだ。私たちは、1日、3日、5日からでも始める準備がある。もし彼に7日という日付が必要なら、私たちには同じことだ。(編集注:5月)7日から30日間でも良い」と発言した。
さらに同氏は、ロシアが本当に真の停戦について話す準備があるなら、皆が米国の戦略を支持して、30日間攻撃を停止すべきだと訴えた。
同時に同氏は、「ただ問題は、(5月)7日まで彼らがあなた方を殺し、7日には自分たちのために快適な2日間ないし3日間を作り、その後11日には再び私たちをミサイルで攻撃することにある。私は、そこに何の提案も見ていない。私たちの行動は常に対称的である」と指摘した。
その他同氏は、もし30日間の停戦の決定が生じても、前線の全ての銃撃を完全に監視すること、停止することはいずれにせよ不可能だと指摘した。