23日のクリミア・プラットフォーム会談、60の国・機関が出席へ 参加国増の見込み=宇外相

23日のクリミア・プラットフォーム会談、60の国・機関が出席へ 参加国増の見込み=宇外相

ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は、8月23日にオンラインで開催される、ウクライナ主催の第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談には、すでに約60の国・国際機関が参加を確定しており、その内約40か国からは大統領・首相が出席すると発言した。

22日、ウクライナ外務省ウェブサイトにクレーバ外相のコメントが掲載された

クレーバ氏は、「私たちはすでに新しい国・国際機関から(参加意思の)確認を受け取った。参加レベルは(昨年より)高いものとなる。昨年は46の代表団の内、15が首脳、首相、国会議長レベルで代表者が参加していたし、国際機関のトップクラスが3人参加していた。現時点で、すでに60近い国・国際機関が第2回国際クリミア・プラットフォームへの参加を認めている。その中の約40人が大統領・首相級参加者だ。全ての詳細を明らかにして、敵の課題を容易にすることはしない。明日になれば、全てを目にすることになる」と発言した。

同氏はまた、昨年のクリミア・プラットフォーム立ち上げ首脳会談は、ウクライナの歴史の中で最大の外交上のイベントだったが、同時に、参加者の地理的広がりには弱点もあったと述べ、具体的には、昨年の参加者を見ると、欧州大西洋空間とG7は団結していたものの、その他の地域、特にアジア、アフリカ、南米からの参加レベルは「比較的弱かった」と指摘した。

その上で同氏は、「今年は、クリミア・プラットフォームは真にグローバルとなる。その地理は、特に、アフリカ大陸と大西洋の向こう側の国々を含んで、拡大する」と強調した。

またクレーバ氏は、クリミア・プラットフォームを真にグローバルなものとするために、ウクライナは全ての大陸の国々に対して、このフォーマットはクリミアだけではなく、正義、国際法、国境尊重、領土一体性原則の維持に関するものだと、積極的に説得してきたと伝えた。

そして、「世界の絶対的多数の国が、これら原則の維持は彼ら自身の国と人の安全の基本を構成していると感じている。そのため、クリミアの脱占領と国際法の回復を目的とする国際クリミア・プラットフォームの成功に、世界中が関心を抱いているのだ」と発言した。

さらにクレーバ氏は、クリミア・プラットフォーム首脳会談は特に現在、全面的戦争を背景に意義が生じているとし、その理由はロシアがクリミア半島を軍事基地として侵略と全世界の不安定化に利用しているからだと指摘した。同氏は、「クリミアをウクライナのコントロール下に戻すことで、黒海地域全体、欧州、世界の安全が保証される。クリミア・プラットフォーム参加者数が3分の1増加し、参加者の地理が真にグローバルとなったという事実は、世界中がクリミア返還問題においてウクライナの側にあることを証明している」と強調した。

同氏はまた、クリミア返還はゼレンシキー大統領外交チームの重要原則の一つであるとし、「それは、私たちが決して放置しない課題、忘れることのない課題だ。正義は回復され、クリミアはこれまでも今もこれからもウクライナであり続ける」と発言した。

なお、8月23日、第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談がオンラインで開催される。


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